☆運指のこと☆ 

最近私が始めたことは、音色を揃えるための指使いです。
oboeは、どうしてもCやHがキンキンした音になったり、妙に上擦る音があったりします。
前までは息の量で調節していたんですが、どうしても低くならなかったりして苦労しました(^^;
その結果、運指によって改善される音を見つけました!
って言ってもまだまだ少なくて今も研究中ですが、私が見つけた運指はこの2つです↓

★Hの音
 右手の中指をプラスする。3つ並んでる真ん中のキーです。
 普段はキンキンしてるHが、つやのある角のとれた音になりますヨ。
 「ベルキス」のコールアングレのソロや、ブラームスの3楽章の超長いソロなどHがたくさん出てくる曲に大活躍です!

★F♯の音
 どうしても上擦り、妙な抵抗感のあるF♯ですが、小指のE♭キーをプラスします。
 音の抜けがかなりよくなるし、ピッチもとても安定して、イイ感じです。
 サンサーンスの「oboeソナタ」はいきなりF♯から始まるのでこの指が発見できて正直安心です(笑

Cがまだ見つけられません(‐o‐;
Cで悩んでるoboe奏者、たくさんいると思うんでぜひ見つけたいです。

[2000年10月12日更新]
♪ちいさまより♪

 木管楽器は、替え指がたくさんあります。上手に替え指を使うことによって、ずいぶんと音色や音程が良くなったりするようです。
 ただ、楽器のメーカー・種類や、個々の楽器のクセによって、ずいぶんと違うようですので、自分の楽器に合った指を見付けることが大切ですね。
 大変な作業だとは思いますが、それが発見できた時の嬉しさったらないですよね。頑張って下さい。